ナトラエの治療
施術は、主にカイロプラクティックとオステオパシーの技術、概念が基になっています。独自の治療法も取り入れ、ボキボキすることなく、
静かに優しく微細な力で調整をしてゆきます。
電気治療やマッサージ的なほぐし、ストレッチ的な外からのアプローチはほとんどありませんが、全身が身体の中から緩んでくることが特長です。
タッチの軽い治療ですが、中心軸の通った身体を体感できます。
自然治癒力が正常に働きやすい身体となります。
◆治療タッチ
ナトラエの治療を初めて受けた方は、タッチの軽さを不思議に感じるでしょう。
身体の中では、約60兆個の細胞が集まり組織となり、さらに器官となって、様々なかたちで繋がっています。各組織にはそれぞれの動きがあり、それらが互いに調和しあい、リズム良く働いています。
一言で「歪み」と言っても、歪んだ状態は人それぞれ違います。本来の身体に調整されるには、必要な組織がベストな状態に戻らなければなりません。その歪んだ状態を正しく感知し、どう戻りたいのか身体の反応を診ながら繊細な施術をするためには、この軽いタッチが必要なのです。だからこそ治療中の身体の変化も追い掛けることができ、そこから日常の身体のクセや姿勢も推測する事が出来るのです。
◆軽い力で歪みが取れるのか?
身体の歪んだ組織は、本当は正しい状態に戻りたがっています。しかし何かがブロックして戻れずにいます。正常な組織は、軽い力では反応しませんが、歪んでいる組織は、軽い力で適切に働きかけるとゆっくりゆっくりと、正常な位置へと戻ってきます。まるでビデオの逆回しをスローで見ているかの様に、歪んだ経路を逆にたどり戻ってきます。根本原因から治療することで、自然なかたちで歪みがとれるので、本来の体調を取り戻すには、こういう戻り方がベストです。
身体は、体力的な事もあるので、長時間たくさん触れば良いというものでもありません。的確に根本原因をみつけ、身体に負担を掛けずに治療し、「自然治癒力」を最大に生かしていく事が大切と考えています。
ですからナトラエの治療は安心して赤ちゃんからお年寄り、妊婦さんまで受診できる治療なのです。
◆筋力テスト
検査時に、使用している「筋力テスト」は、全身の司令塔である脳からの命令が、神経の末端までどのくらい正しく流れているか診ています。
歪みが無く健康な状態なら、しっかりと反応します。弱い反応の場合は、これに関係する背骨の何処かに歪みがあり、神経の流れが100%伝達していません。これは、年齢・性別・筋肉量には関係がなく、治療後のチェックにも使っています。その他、様々な場面で活用できる事があります。
この「筋力テスト」はカイロプラクティック・テクニックのひとつ、AK(アプライド・キネシオロジー)からきています。
AKとは、1960年代アメリカのカイロプラクター、ジョージ・グッドハート博士によって創始された治療法で、直訳では「応用運動機能学」となり、これをベースにした診断法の“オーリングテスト”という名前は聞いた事がある人も多いでしょう。現在では、医療現場からヒーリング、カウンセリング等の様々な分野で研究、発展して使われています。
カイロプラクティックとは
100年以上前にアメリカにおいて創始されたもので、
背骨のずれや歪みを正しい位置に戻し、
圧迫された神経の流れを正常な状態にする治療法です。
ギリシャ語で、カイロは『手』プラクティックは『技』を意味します。
オステオパシーとは
カイロプラクティックより10年位前にアメリカで創始されたもので、
ギリシャ語のOsteon『骨』とPatos『病理、治療』が語源となっています。
身体全体を一つのユニットとして考え“全身の機能と構造は互いに関係を
持ち合いながら調和している”という総体的な観点から施術を行う治療法です。
治療の流れ
カウンセリング
痛みや違和感のあるところなどをお聞きします。気になるところがあれば何でも気にせずお話し下さい。
検査
筋力テストで、神経の流れや機能の低下を調べます。
治療
腰痛ひとつとっても原因は様々です。必ずしも痛みのある個所が原因とは限りません。根本の原因にアプローチしてゆきます。
再検査・確認
筋力テスト、不調の具合などを再確認します。
説明
現在のからだの状態や、今日まで痛みがあった原因を説明します。
又からだの歪みや癖に対して、これからどのような点に注意して生活すればよいかをご説明します。姿勢指導等も致します。